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100周年

挑戦し続けた100年

1919年

1919年芝区三田松坂町(現:港区三田)にて創業

創業者 金子佐武郎は1919年(大正18年)、魚藍坂下の旧芝区三田松坂町の工場に移転し、本格的にバルブ製造を開始。
以後24年間、この工場で操業した。

1919年小型バルブの国産化

当時はゲートバルブの多くは輸入品だった。
バルブ加工業者の誰もが敬遠していた小型ゲートバルブの国産化に佐武郎は挑戦。
佐武郎考案の度板を使った旋盤加工法は、のちにバルブ業界の標準的な加工法となる画期的なものだった。

1928年小型・軽量ストップバルブを開発

1931年急速珈琲蒸煎機を開発

特殊な切り替え弁により、蒸気を出す側と湯を出す側に切り替えが可能で
コーヒー粉を蒸気で蒸して、湯の側に切り替えコーヒーをカップに注ぐことが出来た。

1927年個人経営から「合資会社金子工場」へ

昭和になって受注が増加し、それにともなって材料仕入れの資金も増加。
個人経営では無理が生じるようになり、「合資会社金子工場」を設立した。

1933年株式会社金子工場を設立

1933年(昭和8年)、資本金50,000円で株式会社金子工場を設立。
1937年(昭和12年)には、資本金を95,000円に増資するなど、会社の発展は続いた。

1940年金子重工株式会社に改めた

1940年(昭和15年)、尾関製作所を吸収合併、社名を金子重工株式会社に改めた。

1943年川崎の新工場へ移転

1943年(昭和18年)、川崎市藤崎町に建設された川崎工場に移転した。

1945年金子重工株式会社の解散と金子工業の設立

混乱する世相の中で金子重工は解散となり、1945年(昭和20年)に金子工業株式会社として再発足した。

1949年金子工業の解散

米国企業に理不尽な取引を強いられ、経営に大きな打撃を受けたことにより、金子工業は解散することとなった。

1951年金子産業株式会社誕生

1951年(昭和26年)、金子産業株式会社が資本金100万円で設立された。
この時、金子工業は解散しており、金子産業は創業者の「金子」の名を継承する唯一の企業として今日に至る。

1952年-鎧装式液面計の生産開始

1953年-ブリザーバルブの生産開始

1954年-昭和20年代後期の技術と製品

1954年(昭和29年)、日刊工業新聞社主催の第1回日本工業技術展に、反射型液面計、透視型液面計、砲金バルブを出展している。

1955年「こぶし会」設立

昭和30年初め、協力工場を会員とする「こぶし会」が設立。
会員は、かつて共に働き、のれん分けして独立した人達だった。
後に名称を「ヒスト会」と名称を変え、今日に至る。

1958年-昭和30年代の技術と製品

1958年-業界初防爆形電磁弁(#301)開発

1968年-昭和40年代の技術と製品

1970年防爆形ミニ電磁弁(M00、M15)開発

1971年新東京工場建設

1972年(昭和47年)3月、新東京工場が落成した。
社内ではその地名から「白金工場」と呼ばれた。

1970年~1974年営業・流通拠点の開設と整備

営業面では福山出張所、土浦出張所を開設。
流通面では、芝浦など数ヶ所に分散していた倉庫を統廃合し、本社第2倉庫を建設した。

1976年-昭和50年代の技術と製品

1976年(昭和51年)、新たな制度のもとで
高圧ガス第2種認定試験者として認定を受けた。
また東京工場には防爆実験室が開設された。
昭和50年代後半、ガスシールユニットが開発され、新製品として発表された。

1980年「かねこ会」設立

1販売代理店とのより一層の緊密化を図るため
1980年(昭和55年)、代理店の親睦組織として「かねこ会」を設立した。

1981年ガスシールユニット開発

1984年コンピューターシステムの導入

工場の生産管理を構築する「第1次システム」の本格運用が開始された。
大規模なシステム変更は回数を重ね、現在は「第6次システム」が運用されている。

1988年-昭和60年代~平成初期の技術と製品

1988年(昭和63年)、一般高圧ガス認定試験者として
通算産業大臣から認定を受ける。
1991年(平成3年)には、高圧ガス製造設備試験製造事業所の確認調査に合格。

1987年平塚工場への移転

港区白金の工場周辺は宅地化が進み
工場操業の継続が困難になったことから工場移転を決定。
1988年(昭和63年)8月25日に竣工式、完成パーティー。

1995年サイレントテクノロジーを標榜

1995年(平成7年)3月、金子産業の企業スローガンとして
「Silent Technology KANEKO」を制定した。

1996年ISO 9001の認証取得

1993年(平成5年)、高圧ガス保安協会に申請書を提出し
審査を経て、1996年(平成8年)に高圧ガス保安協会よりISO9001の認証を取得した。

2001年現 本社ビルの建設

2001年(平成13年)3月27日、現在の金子産業本社ビルが完成、落成祝賀会が開催された。

2004年上海金子の設立

2004年(平成16年)5月、中国企業との合弁で、上海金子自動化儀表有限公司を設立した。

2004年「stk」ロゴマークの制定

2004年(平成16年)9月、新ロゴマークとして
「stk」を制定した。このロゴマークは現在も使用されている。

2005年キーパーブリザー
デトネーションフレームアレスタを発表

2008年世界初のデトネーション波の撮影に成功

2010年韓国金子設立

2010年(平成22年)1月、金子産業単独出資による現地法人として、韓国金子株式会社を設立した。

2014年神奈川県愛甲郡清川村にアジア初の実験場建設

2014年(平成26年)11月、フレームアレスタ消炎試験場が完成。
アジア初のISO16852に準拠した消炎試験設備であり
デトネーション、デフラグレーション対応の専用試験場として使用される。

2016年ベトナム金子設立

2016年(平成28年)4月、ベトナム金子有限会社の
創業記念式典開催され、本格的に操業を開始した。

2017年クリンプリボン式フレームアレスタ
ISO16852取得

2017年オンオフバルブマネージャー
APOSA開発